企業のIoT化を低価格で簡単に実現できるIoTサービス「Sense Connect」を開発へ!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日のtopicsは、SB C&Sとobnizの共同開発の、企業のIoT化を低価格で簡単に実現できるIoTサービス「Sense Connect」をご紹介します。

SB C&S株式会社と株式会社obnizは、デバイスやサービスをパッケージにしたセンサーソリューションで、企業のIoT化を低価格で簡単に実現できるIoTサービス「Sense Connect(センスコネクト)」を共同開発しました。
第一弾のサービスパッケージとして、食品衛生管理で活用する「Sense Connect for HACCP(センスコネクト フォー ハサップ)温度管理」を2022年1月18日から提供しました。
「Sense Connect」の提供に当たり、SB C&Sが主に企画、営業、マーケティング、サポートを担当し、obnizが主に企画・開発、運用、保守などを担当するなど、共同でサービスを展開・推進していく方針です。

Sense Connectダッシュボード画面

IoTサービス「Sense Connect」概要

「Sense Connect」は、管理したい機器や場所に取り付けるセンサーやobniz(オブナイズ)ゲートウェイなどのデバイスと、データの可視化や通知といったクラウドサービスをパッケージにしたセンサーソリューションで、企業のIoT化をワンストップで実現します。
Bluetooth搭載の各種センサーから、計測値のデータや周囲状況のデータを、センサーのファームウエアをクラウド化したobnizゲートウェイに一括で収集・集約することができます。データは、Wi-Fiまたは携帯電話の無線通信を利用して、ユーザーのパソコンやタブレットなどの可視化ツールやメールなどの通知機能で確認できます。
主な特長は以下の通りです。

Bluetooth搭載センサーとobnizゲートウェイで低価格を実現

obnizゲートウェイ

各種センサーは、汎用性の高いBluetooth®搭載のセンサーを使用することで、センサー機器代や消費電力、通信コストを抑えることができます。obnizゲートウェイは各種センサーのファームウエアがクラウドにあるため、導入後の手間の掛かるセンサーのファームウエア更新も一括で実施でき、管理コストも削減できます。

ユーザーが簡単に設置・設定できる利便性を追求

分かりやすい設置や導入マニュアルに加え、作業工程が多かったセンサーのゲートウェイへの登録をQRコードやゲートウェイの自動認識機能で対応するなど、ユーザーがIoTを導入しやすい仕様にしています。

可視化や通知機能を標準化、拠点・ユーザー別に表示や権限の設定が可能

サービスに合わせた可視化のダッシュボードで、obnizゲートウェイに収集・集約されたデータを、パソコンやタブレット、メールなどによる通知機能で確認できます。また、「Sense Connect」を導入する企業の組織構成や拠点数に応じて、複数(無制限)の拠点別管理が可能です。複数店舗のチェーン展開や異なる事業内容を展開する企業にも対応しています。さらにユーザー自身で複数(無制限)の操作と閲覧の権限グループを構成することもできます。

第一弾のサービス「Sense Connect for HACCP温度管理」について

HACCPによる衛生管理で重要となる“温度管理”の計測を簡単に自動化します。冷蔵庫に低価格で簡単に取り付け可能なセンサーを設置することで、冷蔵庫内の温度を自動で計測し、離れた場所から、パソコンやスマートフォンで計測データを確認できます。異常値の場合は管理画面やメールでアラート通知を行います。また、時系列データの帳票作成や、複数台、複数拠点の一括管理にも対応します。

「Sense Connect for HACCP温度管理」計測データの流れ

温度の記録管理を一括で自動化

冷蔵庫や冷凍庫、冷蔵ケース、保管庫など複数カ所の温度を一括でグラフ表示でき、リアルタイムで確認できます。定期的かつ自動的に記録するため、手書きによる記載ミスを防ぎます。さらに、手間の掛かる帳票出力も標準機能として搭載しています。

簡単な取り付けや設定

利用に必要なセンサーやゲートウェイ、マニュアルが全てパッケージになっており、手元に届いたその日から3ステップで簡単に取り付け・設定ができ、計測を開始します。

料金プランについて

クラウドを活用した先進のobnizゲートウェイや、Bluetooth®やWi-Fi回線を活用した各種センサーを使用することで、初期費用のデバイス購入費を最小構成の2万円台と抑えることができます。さらに多店舗のチェーン展開をする企業でも、サービス固定費が月額3万円、デバイス接続料が1台あたり月額500円と低コストで導入できます。

 

SB C&Sとobnizの共同開発の、企業のIoT化を低価格で簡単に実現できるIoTサービス「Sense Connect」に注目です!

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