オプテックス、LTE-Mに対応した新IoT無線ユニットを発売へ!

こんにちは!IoT研究所の見習い研修生Chisatoです。
本日のtopicsは、IoT無線ユニット『マルチコンバーター OWU-300Mシリーズ』をご紹介します。

オプテックス株式会社は、2022年6月28日より、通信規格にLTE-Cat M1を採用したIoT無線ユニット『マルチコンバーター OWU-300Mシリーズ』(以下『マルチコンバーター』)の販売を開始しました。

オプテックスのIoT無線ユニットは、既設のセンサーやスイッチを接続するだけでIoT化し、遠隔地からのセンサーデータや稼働状況の簡易モニタリングを可能にする製品です。
本製品を活用した自治体や設備管理者向けのDX推進セミナーも開催し、モノ・コトの両面から現場課題の解決を支援していく方針です。

マルチコンバーター
屋外使用可能 IPX5
既設の各種センサーをIoT化

 

開発の背景

全国各地の設備の老朽化や災害の激甚化進む中、オプテックスはこれまでにLPWA通信搭載のIoT無線ユニットを展開してきました。
遠隔での簡易モニタリングを通じて「人手不足解消」や「早期対応」といったソリューションを提供してきた一方、これまで設備監視に広く使われてきた3G回線の停波が始まるなど、通信規格も変化してきています。
そこで新たにLTE-Mに対応した無線ユニットを開発し、3G回線からの置き換えニーズや、既存の自社製品では通信が難しかった場所でのIoTソリューション拡大に対応します。

マルチコンバーターの特徴

LTE-Mの採用でより広域の通信に対応するだけでなく、接点・4-20mA・0-5Vそれぞれの入力に対応しています。
3チャンネルの同時接続を可能とするなど、現場の細かな要求に応えるスペックを備えました。
1日2回送信時、電池駆動・外部電源駆動の切り替えができ、電池駆動時には交換無しで約10年の長期利用が可能です。
また、イベントドリブン機能を搭載し、集中豪雨など刻々と状況が変化するシーンでは、一時的に高頻度な情報送信を実施できます。

製品仕様

  • 型式 OWU-310M(内蔵アンテナタイプ)
  • OWU-300M(外部アンテナタイプ)
  • 通信方式 LTE Cat M1
  • 電源 OWU-300Mシリーズ専用電池(別売品)又はDC12-24V
  • 想定電池寿命 約10年 (1日2回送信、25℃環境下の場合)
  • 設置場所 屋内外 壁面取付け/ポール取付け
  • 使用周囲温湿度範囲 温度:-20~60℃ 湿度:85%以下
  • 保護構造 IPX5
  • 外形寸法   W102×H194.5×D42 mm (突起部除く)
  • 質量 OWU-310M:350g(本体のみ)
  • OWU-300M:370g(本体のみ)

 

通信規格にLTE-Cat M1を採用したIoT無線ユニット『マルチコンバーター OWU-300Mシリーズ』に注目です!

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