こんにちは!IoT研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日のtopicsは、飛天ジャパン株式会社がリリースを開始した、コイン式決済をQRコード決済に対応可能とするIoTクラウドサービス、IoT-BOXをご紹介します。
コイン式のゲーム機、現金精算機、マッサージ機、洗濯機や乾燥機など、通貨を投入することで利用可能となる機器・サービスがQRコード決済に対応可能となるIoTクラウドサービス「IoT-BOX」は、既に一部の小売店等で実証実験を開始し、2020年12月1日にサービスインを予定しています。
開発背景
スマートフォンやデジタル家電などの個人の情報端末のほか、産業用の設備機器など、業務や生産管理に使用するシステムをインターネットでつなぎ、さまざまな情報を管理・分析・活用するIoTクラウドサービスは、活用の幅を広げています。
一方、日本国内においては、通貨を投入することで利用可能となるスタンドアローンの機器・サービス等(コインランドリーの洗濯機や乾燥機等)が溢れていますが、以下のような課題を解決すべく「IoT-BOX」が解決されました。
・集金するまで売り上げが分からない
・集金や釣り銭管理に多大なヒューマンリソースを要する
・通報があるまでマシントラブルを把握できない
・稼働情報などマーケティングに必要な詳細情報を取得できない
・料金変更や商品変更においては各機器単位に設定する必要がある
・紙幣に未対応・釣り銭切れによる売上ロスもある
IoTクラウドサービス/IoT-BOXとは
コンパクトなサイズでありながら強力・安定・高速通信、コイン式決済をQRコード決済に変える、コイン式の多くの機器に適したIoTクラウドサービスです。
特長
・既存の機器に対して大幅な改造が必要なく簡単に設置可能です。
・ヒューマンリソースを軽減できます。
・セキュリティ重視のIoTプラットフォームです。
・様々な機器・利用シナリオに対応します。
・リアルタイムに売上や稼働情報を取得できます。
・タイムリーにマシントラブルを把握します。
・リモートコントロールで料金設定が可能です。
キャッシュレスが進化する昨今において、初期導入費とランニングコストを大幅に低減し、短期間での導入も可能な、IoTクラウドサービス「IoT-BOX」に注目です!