ブラウザで動作する、新しいクラウド3Dシミュレーター「ClouDali」提供開始へ!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日のtopicsは、新しいクラウド3Dシミュレーター「ClouDali(クラウダリ)」サービスをご紹介します。

株式会社大伸社コミュニケーションデザインは、クラウドストリーミングとリアルタイムレンダリングを利用した新しいクラウド3Dシミュレーター「ClouDali」サービスの提供を開始します。

「ClouDali」特長

「ClouDali」は、CADやフォトグラメトリを元にした精巧な製品CGを、ブラウザ上で3Dシミュレーションします。ビジュアル制作、レイアウト検証、コミュニケーションを可能にします。
「ClouDali」の主な特長は以下の通りです。

1.簡単操作

CADやBIMの知識は不要です。簡単な操作で、製品や壁の配置、素材の変更を行うことができます。

2.ブラウザで動作

低スペックなPCでもブラウザ上で動作。高価なデスクトップPCを複数台購入する必要がなく、持ち運びも容易です。

3.ハイクオリティ

CADやフォトグラメトリ、空間3Dスキャンを元に作られた精巧なデータを利用することが可能です。

4.アップデートが容易

サーバー側のアプリケーションがアップデートされるので、ダウンロード、再インストールの手間が発生しません。常に最新のバージョンを使用することができます。

5.高いセキュリティ

3Dデータがクライアント側にダウンロードされることがありません。ブラウザで動作するため、外部アプリケーションのインストールが禁止されている企業様でも導入可能です。

「ClouDali」活用例

以下の通り、「ClouDali」の活用例は幅広く多岐にわたります。

・プレゼン用のビジュアル制作
・機器設置例、空間提案
・バーチャルショールーム
・施工前の空間のビジュアル、スペースの確認
・搬入前の機器の搬入経路、幅の確認
・の作業スペースや動線の確認
・効率的な機器配置の検討
・CADビューワー(機械の構造説明)
・コンフィギュレーター(色替え、自動見積もり)

提供サービスの詳細

主な提供サービスは以下の通りです。

1.3DCADデータの変換

色分けや素材感の設定をして、シミュレーター内に配置できるようにします。

2.フォトグラメトリ撮影

フォトグラメトリとは様々な角度から撮影した物体の画像を、コンピューターで解析して、3DCGモデルを生成する技術のことです。製品を3Dスキャンし、シミュレーター内に配置できるようにします。

画像はパブリックドメインや市販のフォトグラメトリデータを利用したもの

3.空間3Dスキャン

部屋や工場、ショールームの3Dスキャンを行い、実在の空間に製品を配置したときの検証ができるようにします。

今後の展開について

空間共有機能を実装し、共同作業やコミュニケーションを可能にすることによって、シミュレーションに加えて下記のようなサービスを提供する予定です。

1.バーチャル展示会

3DCADデータを元にした精巧な製品の展示を前に、アバターになった出店者と来客者がコミュニケーションを取ることができます。

2.バーチャルショッピング

これまでのバーチャルショッピングは、製品画像や簡略化した製品CGしか見せることができませんでしたが、今回のシステムを使えば、フォトグラメトリで作成された実物に近い商品CGを見せながら、アバターの店員が接客することができます。

3.バーチャル博物館

学芸員の方が企画展の内容に合わせて展示品を配置し、説明を追加することができます。学芸員と学生の方がアバターとして空間を共有することによって、展示品の詳細をレクチャーする教室を開催することができます。

 

株式会社大伸社コミュニケーションデザインが提供開始した、新しいクラウド3Dシミュレーター「ClouDali」に注目です!

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