​指定のクラウドサービスに連携する「SORACOM Funnel」が、IoTプラットフォーム「SensorCorpus」と連携へ!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日は、IoT通信プラットフォーム「SORACOM」が提供するクラウド連携サービス「SORACOM Funnel」に関するtopicです。

株式会社ソラコムは、IoTプラットフォームSORACOMで、クラウド連携をサポートするサービス「SORACOM Funnel」において、株式会社インフォコーパスのIoTプラットフォーム「SensorCorpus」との連携を2021年7月9日より開始しました。

SORACOM ソラコムとは!?

SORACOMは、IoTの「つなぐ」を簡単にするプラットフォームです。
IoTプラットフォームSORACOMを通じてIoT通信とインターネットに「つなぐ」システム構築に必要なサービスを提供しています。SORACOMの利用で、少ない初期費用でIoT活用のアイデアをスピーディに実現でき、20,000超の様々な業界・規模のお客さまがビジネスの進化に利活用しています。

SORACOM Funnelとは?

SORACOM Funnel はデバイスからのデータを特定のクラウドサービスに直接転送することができるサービスで、SORACOM上で各クラウドサービス連携に必要な ID などの認証情報を保管・付与します。これにより、デバイス側への認証情報の設定が不要となり、システム開発にかかる期間を短縮しながら、セキュアなデータ活用を実現します。
SORACOM Funnelは、AWS、Microsoft Azure、Google Cloudの各サービスに連携するほか、「Partner Hosted Adapter」では、SORACOMの認定パートナーの提供する、業界や用途に最適化されたデータ分析基盤や、可視化のソリューションとの連携に対応しています。

IoTプラットフォーム「SensorCorpus」について

SensorCorpusは、スモールスタートで直ぐに始められるIoTプラットフォームとして、センサー数個のPoC利用から数万個のセンサーデータを格納する本番利用まで、製造業、農業、エネルギー業界、モビリティ業界などの各種装置の管理・制御で活用されています。
今後爆発的に増えていく多種多様なIoTデータを効率的に管理するための、ソフトウェアプラットフォームです。SensorCorpusを使うことで、IoTシステム構築のための時間やコストを大幅に削減することが可能です。またPoCから大規模IoTシステムまで、システム規模や適用範囲の拡大に合わせて柔軟にシステム拡張することができ、様々なアプリケーションともAPIで連携することが可能です。

「SensorCorpus」との連携について

今回、SensorCorpusが、SORACOM FunnelのPartner Hosted Adapterに対応したことにより、Webコンソール上で簡単な設定を行うだけで、SensorCorpusへデータを転送することが可能になります。これにより、データを送信するために必要なゲートウェイ上のプログラム開発やキッティングのコストを軽減し、より短期間でIoTシステムを実装することが可能となります。

お客様は、SORACOMユーザーコンソールのSORACOM Funnel設定画面のプルダウンメニューから「SensorCorpus」を選択し、必要な設定項目を入力するだけで、本連携機能をご利用いただけます。

ソラコムはパートナー企業とともにIoTビジネス活用を支援し、お客様企業のビジネス変革とイノベーションに貢献していきます。

SORACOM Funnel 設定画面
SORACOM Funnel機能を使ってSORACOM IoTストアで販売しているラトックシステム株式会社のLTE-M CO2センサー RS-LTECO2 スターターキットのデータを送信、SensorCorpusのダッシュボードで表示

 

多種多様なセンサーの違いをとりまとめ、スピーディなIoTデータの可視化・分析を実現する、クラウド連携をサポートするサービス「SORACOM Funnel」と、ユニバーサルIoTプラットフォーム「SensorCorpus」の連携サービスに注目です!

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