「KDDI IoTクラウドStandard」の「検針オプション」クラウドサービスとは?!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員のChisatoです。
本日は、KDDIが提供するクラウドサービス「KDDI IoTクラウド Standard」に関するtopicsです。

この度、KDDI株式会社が提供する「KDDI IoTクラウドStandard」の新たなメニューとなる「検針オプション」において、GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社が提供するメーター点検業務をAIで効率化するサービス「hakaru.ai byGMO(以下、hakaru.ai)」を採用し、2020年6月1日(月)よりサービスの提供を開始しました。
「KDDI IoTクラウド Standard」は、データの見える化・アラート通知・データ蓄積などIoT/M2Mに必要な機能を標準装備したKDDIが提供するクラウドサービスです。
この「検針オプション」は、「hakaru.ai」のAIによる画像認識技術を活かし、メーターを撮影することでその値を読み取り、ビルや製造・設備の現場におけるメーター点検・検針業務の効率化を実現します。

「KDDI IoTクラウド Standard 検針オプション」概念図・利用イメージ

「KDDI IoTクラウドStandard」について

IoT/M2Mに必要な機能を標準装備したクラウドサービス「KDDI IoTクラウドStandard」は、現地に設置したセンサーや、監視カメラに対応することでさまざまな用途に活用できます。
また、専用画面のカスタマイズや帳票形式での出力にも対応しており、お客さまの業務効率化やコスト削減・売り上げ増を支援します。センサー・ゲートウェイ機器をセットにした「かんたんパッケージ」も用意してあり、届いたその日から利用できます。
https://biz.kddi.com/service/iot/iot-cloud-standard/

「hakaru.ai」について

GMOクラウドが提供する「hakaru.ai」は、工場やビルなどにある既存のメーターと、個別に発行したQRコードを一緒にスマートフォンで撮影するだけで、AIがメーターの値を読み取り、台帳記入が自動でできるサービスです。
工場などの稼働・管理に欠かせない点検業務においては、メーターを目視で読み取り・手書きで紙台帳に記録し、数値をExcelなどの台帳に転記して管理する方法が一般的ですが、「hakaru.ai」では、メーターを撮影するだけで、こうした煩雑な業務をすべて自動で行います。
スマートメーターへの付け替えがさまざまな理由で困難な状況において、大きな設備投資や工場の一時停止をせずに導入することができる、画像解析AIを実装したサービスです。
https://iot.gmocloud.com/hakaru-ai/


「hakaru.ai」採用の背景

製造業やビルメンテナンス業界などにおいては、複数のアナログメーターの定期的な点検・検針のために、人が目視でメーターを読み取り、点検簿に記入したデータを手入力して管理していることが多く、作業時間や誤検針の発生などの課題があります。
こうした中KDDIは、イベント会場・遠隔地の設備管理におけるお客様のコスト削減・業務効率化を支援するため、2,000種類以上のセンサーや監視カメラに対応し、クラウドサービス「KDDI IoTクラウド Standard」を提供しています。
今回、GMOクラウドの「hakaru.ai」が持つ、人による目視確認と同レベルの正確性でメーターの値を読み取れるという画像解析機能が評価され、「検針オプション」において正式に採用が決まりました。

「検針オプション」について

KDDIの提供する「KDDI IoTクラウド Standard」のオプションサービス「検針オプション」は、スマートフォンに専用アプリをダウンロードし初期設定を行うことで、メーターを撮影するだけで、リアルタイムに正確な検針データを自動でクラウド上に蓄積・管理が可能となるサービスです。
これによりメーターのほか、温湿度センサーなどさまざまなセンサーも「KDDI IoTクラウド Standard」上で一元管理が可能なため、データ管理業務の効率化にもつながります。

製造・設備の現場におけるメーター点検・検針業務の効率化を実現する、「KDDI IoTクラウド Standard」のクラウドサービス「検針オプション」に注目です!

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