Hololensとは?Hololensの機能と特徴まとめ

こんにちはIoT研究所のマサミです。
今回は、Hololensの機能と特徴について徹底解説します!

HoloLensとは?


HoloLens(ホロレンズ)は、マイクロソフト社が開発したワイヤレスで頭につけるタイプのホログラフィックコンピューターです。
HoloLensを通して、自分がその場にいながらバーチャルな空間と融合した複合現実(MR:MixedReality)を体験できます。

一般的なVRゴーグルと同じように、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)と似た形状をしていますが、HoloLensにはWindows10が搭載されているため、HoloLensだけで自己完結することができます。

MR(MixedReality)とは?


MR(Mixed Reality)は複合現実とも呼ばれ、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)と並び、新たな技術として注目されています。
現実世界と仮想現実をリンクさせると言う点ではARとMRは似ている部分がありますが、壁や机などの現実空間にデジタルな仮想空間を重ね合わせることでARより高い没入感を感じられます。
HoloLensは透過性のあるレンズが採用されていて、ホログラフィックと類似した映像を利用して現実の世界とバーチャルな空間がリンクした複合現実を体験できます。

HoloLensの機能まとめ

◆ホログラフィック映像の共有

HoloLensには、他のHoloLensを装着したユーザーとホログラフィックの映像を共有することができます。この利点を生かし、ビジネスシーンを中心にホロレンズは活用されています。

◆音声や視線、ジェスチャーによる操作が可能

一般的なパソコンであれば、マウスとキーボードを使って操作しますが、HoloLensでは音声や視線、ジェスチャーを使って操作することができます。
例えば、手のひらを上にして握り、その後手をパッと開く動作をするとスタートメニューを開くことができます。
※ Bluetooth接続によるキーボードでの操作も可能です。

◆様々なアプリケーションに対応

マイクロソフト社のOS、Windows10が搭載されているため、YoutubeやSkypeといったインターネットサービスやいくつものアプリケーションを操作することができます。

HoloLensの価格と購入方法

HoloLensの価格には「開発者向け」と「法人・組織での商用利用」の2通りがあります。
◆開発者向け(Microsoft HoloLens Development Edition)
¥333,800 (税込)

◆開発者向け(Microsoft HoloLens Commercial Suite )
¥555,800 (税込)

購入方法ですが、現在MicrosoftストアにHoloLensは掲載されておらず、発注書による注文か、JBSや大塚紹介といったリセラーから注文をする必要があるようです。

HoloLens 2が発売予定

2019年2月にスペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2019(MWC2019)」にて、「HoloLens」の次世代機として「HoloLens 2(ホロレンズ 2)」を発表されました。

HoloLens 2では片目2Kの解像度を実現しています。
初代HoloLensの課題の1つとして挙げられていた「視野角が狭い」という問題を解消に近づけるべく、初代HoloLensに比べ、視野角が2倍以上広くなり、ピクセル密度も2倍以上になっています。

また、初代HoloLensでは非常に限られていたジェスチャー操作ですが、HoloLens 2では、両手の10本の指の動きを認識することが可能にり、表示されている3Dオブジェクトを文字通りつかむことや、細かく操作することができるようになりました。

シェアする

フォローする