EnOcean社の暗号化機能付きIoTエッジデバイス、販売開始へ!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日のtopicsは、独EnOcean社の暗号化機能付きエナジーハーベスティング無線通信を実現したIoTエッジデバイス製品「PTM 215J」および「PTM535J」をご紹介します。

丸紅情報システムズ株式会社(以下、MSYS)は、独EnOcean社(以下、EnOcean)の暗号化機能付きエナジーハーベスティング無線通信を実現したIoTエッジデバイス製品「PTM 215J」および「PTM535J」の販売を開始しました。

丸紅情報システムズについて

MSYSは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。
現在、オフィスや工場の無配線スマートライティングなどの照明機器分野、日照時間や温湿度といった環境管理などの農業分野、橋梁・トンネルの老朽化・事故予測などのインフラ分野で、各分野におけるIoTサービスプロバイダーとしてEnOcean製品を用いたビジネスを展開しており、3年後に1億円の売上を目指しています。

「PTM 215J」および「PTM535J」詳細

IoT市場の拡大に伴い、IoTエッジセンサーおよびセンサーのデータを無線で送信するハードウェアの需要が高まっています。その一方で、各センサーのデータに対するセキュリテイ対策が課題になっています。
EnOceanは、動作や光、熱などから自己発電を行うエナジーハーベスティングと、発電した電力を利用した低消費電力無線通信の技術を持ち、屋内外のIoT分野に強みを持つ製品を提供しています。

「PTM 215J」について


「PTM 215J」は、「PTM210J」の後継機です。新たに暗号化機能(AES128)を搭載し、送信データの暗号化が可能になりました。
スイッチを押す動作によって発電し、スイッチのON/OFF状態を無線でデータ送信する従来品にAES128方式の暗号化機能を搭載しました。また、NFC機能によりNFCリーダーライターやスマートフォンでの設定変更を実現しています。

「PTM535J」について


「PTM535J」は、「PTM430J」の後継機です。新たに暗号化機能(AES128)を搭載し、送信データの暗号化が可能になりました。
実装寸法やスペースなどのサイズの制約上、「PTM215J」が使用できない場合に採用するためのモジュール製品です。

 

独EnOcean社の暗号化機能付きエナジーハーベスティング無線通信を実現したIoTエッジデバイス製品「PTM 215J」および「PTM535J」に注目です!

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