こんにちは!IoT研究所の見習い研究員のChisatoです。
本日のtopicsは、Tech Crunch 2019にてリリースを発表したAR集客ソリューション「CIRCUS KIT(サーカスキット)」をご紹介します。
AR技術を用いたエンターテイメントを企画/開発する株式会社ENDROLLは商業施設などリアル店舗をゲーム的に書き換える、新たなAR集客ソリューション「CIRCUS KIT」の提供を開始しました。
同時にティザーサイトを公開し、実証実験のパートナー募集も開始しました。
ティザーサイト:https://circuskit.endroll.me/teaser
CIRCUS KIT 概要
「CIRCUS KIT」は商業施設やデベロッパーが保有する有形資産を、ARの力を使いゲーム的に書き換えることで、コストをほとんどかけずに「体験型エンターテイメント」をどこにでも導入できるGaaS(Games as a Service)です。
本サービスでは今までシュミレーションという形で人々に感動を与えてきたゲームの力をARによって解放し、「所詮はゲーム」だと思わせない、確かな「体験」を来館者に届けます。
また、コンテンツの体験とユーザーの消費導線を合わせることで、これまで可視化され辛かった来館者の回遊データを精緻に取得し、ただ「楽しい」に止まらないゲームを提供します。
CIRCUS KIT 特徴
1.圧倒的な低コストで体験型エターテイメントの導入が可能に
「購買」という行為自体がオンラインで完結できるようになった昨今、リアルな店舗が持つ役割に大きな転換期が訪れています。モノからコトへの消費行動の変化は顕著で、体験型エンターテイメントの代表格であるリアル脱出ゲームだけでも、その市場は2012-2015年だけで800%成長、その後も衰えることを知りません。
一方、体験型エンターテイメントはその導入において、広いスペースや大掛かりな施工をする必要があったり、投資対効果が見えづらく、断片的な施策になってしまうことが多く、コスト面の問題が浮上していましたが、このような課題をARというテクノロジーを用いて解決します。
また、今までの実証実験によるオペレーショナル・エクセレンスを活かし、内装の変更リスクを抑えつつも満足度高いコンテンツを提供できるため、商業施設などリアル店舗をもったビジネスでも素早く施策のPDCAを回すことができます。
2.来館者の周遊導線を整理し最適化を支援
従来の催事やテナント誘致では難しかった館内周遊導線の整備も「CIRCUS KIT」であれば支援可能です。今までの実証実験で参加者のほぼ100%がゲームを最後まで完遂しており、道中のテナント前通行量の増加、また今後はリアルな行動データをマーケティングプロセスに組み込み、より個別最適された顧客対応をすることが可能になります。
導入フロー
1.空間、回遊導線の設定
2.特徴量の検出
3.販売オペレーションの構築
4.コンテンツの選定、カスタマイズ
没入型エンターテイメントを企画・開発しているENDROLL社の新たなARソリューション「CIRCUS KIT」に注目です!