Cynack社、世界初AR専用ブラウザ「Sphere」発表へ!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員のChisatoです。
本日のtopicsは、Cynack社の世界初のARブラウザ「Sphere」サービスをご紹介します。

Cynack株式会社は、AR専用のマークアップ言語OMLを活用した世界初のARブラウザ「Sphere」サービスをローンチしました。
今回のローンチに伴い、持続的かつ実用的なARプロダクトを共創するパートナー企業の募集も開始しました。

■AR専用ブラウザ「Sphere」とは

AR専用ブラウザ「Sphere」は、カメラにかざしたマーカーなどに情報を紐づけて表示できるARアプリケーションです。
スマートフォンのカメラなどを、登録したマーカーなどにかざすことで、そのものの詳細情報のみならず、音楽や動画・演出としての3Dアニメーションなどを表示させることができます。
かざすと立体的に付加情報を閲覧できるというとてもシンプルな仕組みのため、企業のマーケティングをはじめとしたコンテンツだけでなく、大型商材を扱う企業の営業資料の3Dデモンストレーションなどの社内ツールなどにも使用可能です。
今後、ポスターやパンフレット、名刺といった2次元のマーカー画像だけでなく、立体的なモノや場所であっても、かざしたら情報が出てくる機能や、カメラ内に移った複数のターゲットに紐づけられた情報を同時に表示できる機能などが追加される予定です。

Cynackは、「誰もが3Dで情報を発信し、収集できる世界」を目指し、立体的な映像で直感的に情報を受け取ることができるインパクトをもち、「スマホの次」といわれているARデバイスに可能を見出し、ツール開発を行っています。

しかし未だ、企業と個人双方にとって手軽に利用できるARコンテンツ制作ツールがなく、料金も不透明なままであるのが現状です。
今後は、ARコンテンツの制作からブラウジングに至るまでを画一的な料金で一貫して行えるサービス群の開発と並行して、実際のARプロダクト開発を通した、Sphereに使用している技術の改良を積極的に行っていく方針です。

Cynackでは、このAR専用ブラウザを活用することで従来のアプリベースのARコンテンツに比べ、安価なコンテンツ制作が可能です。
マーケティング利用のみならず、コンテンツの更新性の高さを生かした持続的なコンテンツやサービスなど、様々な実用的なARプロダクトを共創するパートナーも募集しています。

ARの基礎技術とツールを開発し、3Dによる情報表現をより簡易的に行えるツールの開発・提供を目指すCynackの取り組みに注目です!

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