AllxonがAI x IoT環境を構築するためのデバイス管理ソリューション「DMS」を展開へ!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員のChisatoです。
本日のtopicsは、AI x IoT環境を構築するためのデバイス管理ソリューション「Allxon Device Management Service(DMS)」をご紹介します。

NVIDIA®社のJetson Ecosystem公式パートナーに加盟するAllxonは、産業用システムプロバイダAdvantech社のNVIDIA® Jetson Xavier™ NXをベースとしたAIエッジコンピューティングシステム「MIC-AI」および「MIC-IVA」と連携し、AllxonのAI x IoTデバイス管理ソリューション「DMS」を日本市場に展開します。
本ソリューションは、AI x IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダである株式会社マクニカによってワンストップ・サービスとして提供され、製造業やスマートシティなど様々なAI x IoT環境において低消費電力かつ高効率な演算処理と、デバイスを大量配置した際の容易な保守と管理を可能にします。

大規模IoT環境におけるデバイス管理の課題

ネットワークに大量のデバイスを接続して構築される大規模IoT環境では、システムの管理と保守のための負担が課題となります。例えばAIを活用した交通監視では、24時間稼働のエッジコンピューティングデバイスが交差点等に広範囲に配置されます。これら大量のシステムの更新やリフレッシュなどのメンテナンスは構築される環境の規模に比例して困難になります。また、環境内に異なるOSやインターフェースが混在することによって稼働状態の把握や維持、デバイス更新のための難易度はさらに増加します。

DMSによる高度なIoTデバイス管理

DMSは、これらの課題を解決するために大量配置されたデバイスをクラウドで集中的に管理します。Advantech社の「MIC-AI」が持つ柔軟な拡張インターフェース「iDoor Mini PCIe」を利用してクラウドから直接LAN経由でハードウェアにアクセスし、万が一システムがクラッシュした際にもデバイスの可視化を維持しリモートで「MIC-AI」をリセットすることができます。

また、高度なIoTデバイス管理を簡易に実現するため、Jetsonベースの「MIC-AI」および「MIC-IVA」システムにおいてよりセキュアなリモート管理機能を追加しています。システムログのアップロード/ダウンロード、OTA(Over-the-Air)展開、および帯域外によるデバイスの電源管理を実現し、AI x IoT環境内に異なったOSやインターフェースを有するデバイスが混在しても、プラットフォームに依存せず統合的な管理が可能です。「MIC-AI」および「MIC-IVA」の製品寿命を把握することで、将来の適切なデバイス刷新に備えることも可能です。

企業と社会のAI x IoT化推進を支援する、AI × IoTデバイス管理ソリューション「DMS」に注目です

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