IoTにおいセンサ「OBRE」のサブスクリプション・サービスが開始へ!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日のtopicsは、株式会社レボーンが開始した、日本初のIoTにおいセンサ「OBRE(オブレ)」のサブスクリプション・サービスをご紹介します。

株式会社レボーンは、『香りを定義し、新しい世界へ導く』ことを目指し、においビジネスの拡大に必要不可欠とされる“においのインフラ構築”を図る目的も兼ねて、日本初のIoTにおいセンサ「OBRE」のサブスクリプション・サービスを2021年6月から開始しました。
これにより、導入コストを抑え、今まで“におい”に対して課題を感じながらも、「においソリューション」の導入に踏み込めなかった企業や団体に加え、これから“におい”に関連する新たなビジネスの構築を目指しているみなさまに、より気軽に参入いただける体制を構築し、におい業界の発展を目指します。
また、サブスクリプション形式をとることで、常に最新モデルでのセンサ利用が可能なこともメリットとして挙げられます。
 

サービス背景

「においビジネス」といわれる分野は、においを科学することで誕生する新たな産業やサービスの展開の可能性があり、100兆円超の市場規模※をもつ稀有なブルーオーシャンと呼ばれています。しかしながら、人が“におい”を感じる嗅覚のメカニズムは、いまだ謎に包まれている部分も多く、においビジネスのマーケット拡大には技術面での革新に期待が寄せられます。
人が“におい”を感じる際には、鼻の嗅細胞でにおい物質を捉え、電気信号が発生し、その信号が大脳に到達することで、においの識別をおこなっています。これらの一連の判定フローを科学的に再現するためには、「においデータの処理装置」となるあらゆるにおいデータを処理するAI、そしてあらゆるにおいデータを集めたデータベースが必要不可欠だとされています。
REVORNではこのAIとデータベースを構築することで「においビジネス」の拡大を目指しています。

IoTにおいセンサ「OBRE」とは!?

独自開発のIoTにおいセンサ「OBRE」は、においを特定の物質単位でなく、全体としてとらえることのできるにおいセンサです。静置モード、吸引モード(吸引する際は測定用のノズルを使用)を搭載しており、様々なシーンでにおいを測定することができます。
本センサは、対象のにおいを瞬時に分析・データ化したのち、独自開発のにおいデータ活用プラットフォーム「iinioi® cloud(イイニオイ クラウド)」に自動送信するため、より簡易でスピーディな対象のにおいデータの一元収集・管理が可能です。「iinioi® cloud」では、転送されたデータを用いてにおいデータの可視化を行ったり、AIににおいデータを学習させ、判定を行うことが可能です。

「iinioi cloud」上でのにおいデータのマッピングイメージ

「OBRE」仕様


 
市場規模100兆のブルーオーシャン、「においビジネス」における革新的なサービスとなる、株式会社レボーンが開始した、日本初のIoTにおいセンサ「OBRE」のサブスクリプション・サービスに注目です!

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