空気を読んで自動換気!IoT 空間環境ソリューション『SMASSO-f』登場!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日のtopicsは、株式会社スペースコネクトが発表した、IoT空間環境ソリューション「SMASSO-f」をご紹介します。

株式会社スペースコネクトは、IoT空間環境ソリューション「SMASSO-f」(スマッソ・エフ)を発表しました。
12月9日にリリースした、シェアリングスペース向け無人自動化ソリューション「SMASSO」続き、本商品は「SMASSO」の空気環境対策特化版となります。

開発背景

昨今のコロナ禍では、厚生労働省の指針においても集団感染発生リスクの高い状況を回避するために、二酸化炭素濃度(CO2)1,000ppm以下を保つよう指針が示されています。そのため、多人数が集まる室内空間でのCO2濃度上昇への措置として、換気の重要性が注目視されていますが、従来はCO2センサを設置しモニタリングしても、換気作業自体は手動によるものでした。
「SMASSO-f」開発の背景には、シェアリングスペース向け空間活用IoTソリューション「SMASSO」の実証実験中、時間管理を行わないシェアハウス、民泊、福祉施設より、空間環境の改善を主とするソリューションへ転用する相談を受け、空間環境の見える化および自動換気に特化したシステムを開発、提供することとなりました。

「SMASSO-f」の主な機能と特徴

「SMASSO-f」は内蔵環境センサでCO2のモニタリングを行い、1,000ppm 以上の濃度を検出すると適切な CO2 濃度に下がるまで自動的に換気扇を動作させます。また 30分に 1度の間隔で、強制的に自動換気を行うことも可能となっています。
不特定多数が集まる、小売店、飲食店、オフィス、会議室、宿泊施設の他、学校、病院、福祉施設などの公共スペースなどで、室内環境の見える化と自動換気による安心感を与えることが可能です。

1、室内環境の見える化

環境センサを搭載。室内の温度、湿度、大気圧、CO2、有害物質を検知することができます。CO2に関しては、濃度が時系列でグラフ化され、過去1時間の状況推移を確認することができます。

2、換気の自動化・3密対策

厚生労働省の指針による  30分に一度の強制換気に加え、環境センサで常にCO2を計測できます。3密状態による二酸化炭素の上昇に応じて換気扇を作動させ、室内の空気を入れ替えることができます。

 3、騒音への警告

多人数が集まる室内空間で1番のトラブルは利用者による騒音問題です。一定以上の騒音を検知すると「SMASSO-f」が利用客に警告ガイダンスします。管理者へもその旨メールで通知します。

 4、自分のスマホでモニタリング

本体のQRコードをスキャンすると、アプリ不要で「SMASSO-f」のモニタ画面が自分のスマホブラウザに表示します。室内空間の環境モニタとして利用者に提供することが可能となります。

5、遠隔地からモニタリング

管理者はクラウドを通じて、遠隔地から室内空間のモニタリングが可能となります。在室の有無や室内環境の状況をリアルタイムで把握することができます。

6、シンプルなデザインとカラーバリエーション

壁掛け、壁面埋め込み、置き型、スタンド型と、空間の状況に合わせて設置が可能です。カラーは、オレンジ、ダークグレー、ホワイトのラインナップがあり、インテリアに合わせて選ぶことができます。

7、簡単な電気工事、設備交換なしですぐにスマートスペース化

導入は非常に簡単で、既に現在ご利用の壁付型高効率換気設備や一般的な壁付型換気扇への壁スイッチの配線を「SMASSO-f」のスマートスイッチに引き込むだけ完了です。特殊な例を除き、新たに換気設備を購入する必要はありません。

 

様々な屋内空間の空気環境を見える化すると同時に、既存の換気扇により換気を自動化する、IoT空間環境ソリューション「SMASSO-f」に注目です!

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