株式会社APCが開発!「目視の自動化」を実現する現場のAI技術とは?!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員のChisatoです。
本日のtopicsは、株式会社APCによる、空間・環境認識及び物体認識を行う「目視の自動化」技術をご紹介します。

この度、製造業を中心にソリューション提供しています株式会社APCは、今まで人が目視で行っていた作業を光学カメラやLiDARカメラを使って 空間・環境認識や物体認識を行い、自動化・データ管理を実現する、「目視の自動化」技術を開発しました。

2019年2月6日から3日間東京ビッグサイトで開催される「ものづくりAI/IoT展」にも出展しました。
「ものづくりAI/IoT展」は、IoTプラットフォーム、AIソリューション、セキュリティ、通信機器など製造業向けIoT・AIソリューションが一堂に出展する専門展です。
APCは、「遠隔作業支援・録画システム アイちゃん」の展示・デモンストレーション実施や、
製造現場での生産性向上に注目し、「目視の自動化」ソリューションの紹介を実施しました。

開催報告
https://www.japan-mfg.jp/ja-jp/contents/previous.html


 

「目視の自動化」開発まで

APCはこれまで主に製造業に向けて「製品の履歴情報を収集し調査できるトレーサビリティシステム」の開発を行ってきました。
その中で収集されたデータを解析する手段・手法にお困りのお客様や、熟練者による長年の経験と勘に依存したオペレーションを行っている企業を多数目の当たりにし、この度、光学カメラやLiDARカメラなどを用いた「目視の自動化」によるソリューションコンサルティングを展開しました。
「目視の自動化」は、各種計測機器から得られる画像データや空間情報データを最新のソフトウェア技術で解析・処理することにより、それぞれの現場の課題を解決する取り組みです。

概要

カメラ撮影画像を解析することで、アナログメーターの読み取りや、データを見分けて異常検出を効率化することが可能です。
また、集中処理・ハイブリッドのクラウドを利用した実行環境をはじめ、スタンドアロンにも対応し、用途に応じたシステム構成が可能です。

【特長】
①読み取る
・流量計などのアナログメーターをカメラ撮影画像を解析して読み取り
・デジタルデータに変換
②重ねる
・ウエアラブル端末で快適なマーカーレスARを実現
・遠隔からの作業指示を効率化
③見分ける
・カメラ撮影画像を解析し、目視検査工程を自動化
・異常検出を効率化
④数える
・タブレット端末を鋼材断面にかざして写真を撮影して自動計数
・同じものが大量にある場合の計数効率が大幅に向上

【対応事例】
・不良品の検出をしたい
・ミリ単位で位置ズレ等を検知したい
・フォークリフトや重機等の特殊車両を自動運転化したい
・危険区域エリアでの侵入物を検知し、周辺に警告する仕組みがほしい
・色や文字・記号等の自動認識ができないか

製品URL  https://www.ipros.jp/product/detail/2000390694

製造業におけるAI技術の加速で、今後の作業効率アップが期待されますね!

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