北欧発のノンプログラミングIoT・API連携プロトタイピングツール「Noodl」日本初上陸!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日のtopicsは、IoT、API、ビジュアルデザインを同一プラットフォーム上で連携できるツール「Noodl」をご紹介します。

デザインコンサルティング事業を行う株式会社tensorXが、スウェーデンのデザインファームTOPPのローカルパートナーとして、ノンプログラミングでプロトタイピングができる「Noodl」の日本展開を開始します。

Noodlとは

Noodlは、エンジニア/プログラマではなくてもIoTやアプリなどのUI/UXプロトタイピングが簡単にできるツールです。ビジュアルデザイン、ダイナミックデータ、IoT・センサーなどを同一プラットフォーム上で連携できるため、デザイナー・エンジニア・クライアントの間にできる視点や知識の違いによるコミュニケーションの壁を壊し、アジャイルな開発プロセスをより加速します。

■Noodlの機能

1. UI/UXのビジュアルデザイン
UIの設計や、高度なインタラクションの構築ができます。
また、Adobe PhotoshopやXD、Scketch等デザインツールとの連携も可能です。

2.コーディング不要
ノードベースで要素を繋ぐだけで構築できます。
更に高度な機能を試したい場合は、Javascriptを直接書いたり、Javascriptのライブラリを利用したりすることも可能です。

3. API、リアルデータ連携可
API接続や静的データを組み込むことができます。
APIの機能や使用検討中のデータが、どのようにUXに影響するのかを早期段階で検証できます。

4.IoT(マイコン接続)も可能
マイコンを接続し、センサーのデータを取得したりNoodlからマイコンのコントロールをしたりできます。
MQTTブローカーを経由してやりとりをするため、MQTTにパブリッシュ/サブスクライブできるデバイスであればNoodlと連携することができます。

5. ウェブアプリケーションまたはハイブリッドアプリとしてデプロイ可能
Noodlで作ったプロジェクトを書き出し、ウェブサーバーにアップロードすればウェブページと同じように、作ったプロトタイプを確認することができます。
また、書き出したものをCordovaを使ってビルドすることで、ハイブリッドアプリとして端末にインストールして使用することが可能になります。

■Noodl日本展開の背景

tensorX社は、デザイン経営、デジタルトランスフォーメーションの必要性が叫ばれていながらも、実際にはウォーターフォール型の開発プロセスから抜け出せず苦悩する日本企業を目の当たりにしてきました。
そこで、日本企業の変革を支援するため、アジャイル開発に必要不可欠なプロトタイピングに着目しました。
スウェーデンのデザインファームTOPPが持つ独自のメソッド「Think&do」は、「プロトタイピング作成」→「ユーザーテスト」→「改善」を高速で繰り返し、ユーザーのインサイトを捉えた開発を実現するものです。既に世界の30以上の領域でアジャイル開発を実現しているこのメソッドを実現させるのが、高速プロトタイピングツール「Noodl」なのです。

Noodl日本展開に伴い、Noodl開発メンバーでテクノロジーイノベーションリードのMathias Lewin氏が来日し、7月5日(金)に来日基調講演、7月6日(土)にNoodl FESを開催する予定です。

▼詳細・申し込みは下記URL
・講演会⇒https://noodl-tokyo.connpass.com/event/135056/
・NoodlFES⇒https://noodl-fes-1day190706.peatix.com/

アジャイルな開発プロセスを実現する「Noodl」は、今後、日本企業の変革の第一歩になるでろうと期待が高まっています!

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