「IT・IoTセキュリティまとめて見守りサービス」が提供開始へ!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日のtopicsは、IT機器・IoT機器のリアルタイムでの見える化とセキュリティリスク低減やインシデント対応を支援する「IT・IoTセキュリティまとめて見守りサービス」をご紹介します。

NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT)と、Tanium, Inc.(以下:タニウム)は、2020年10月にエンドポイントセキュリティ(PCやサーバー等、端末機器のセキュリティ)分野における新たなパートナー契約を締結しました。
これにより、NTT-ATは、タニウムの日本法人であるタニウム合同会社と連携し、2020年11月16日から「IT・IoTセキュリティまとめて見守りサービス」を提供開始しました。

提供開始の背景

昨今、製造業や建設業などさまざまな業種のお客様によるデジタルトランスフォーメーションの取り組みが加速し、オフィスや工場などでPCやサーバー等のIT機器に加えて、広くIoT機器の導入が進んでいます。しかし、普及が進む一方で、以下のようなさまざまな問題点や課題が顕在化しています。
1.24時間365日、常時監視を行う体制や設備がない
2.セキュリティの専門知識を持った人材がいない
3.ネットワークに接続するPC以外の端末が増えて管理が大変
4.管理されていない端末を従業員が勝手に接続するのを防ぎたい
5.セキュリティ対策をしたいが運用負荷やコストが心配

スマートシティでは広域に渡って分散設置された大量のIoTセンサー等から得られるデータを安心・安全に流通し利活用できることが鍵となります。この安心・安全なデータの流通と利活用を実現するには、大量かつ、多種多様な守るべきIT・IoT情報資産を見える化して管理する仕組みが必須となっています。

このようなお客様の課題を解決と、マルウェアなどのサイバー攻撃の脅威が深刻化するIT機器・IoT機器管理の課題解決のため、統合的な管理プラットフォームを利用した「IT機器の見える化」と、AI技術を搭載したIoTセキュリティゲートウェイを利用した「IoT機器の見守り」を組み合わせた「IT・IoTセキュリティまとめて見守りサービス」サービスが提供されることとなりました。

「IT・IoTセキュリティまとめて見守りサービス」の概要

NTT-ATのICT-24 セキュリティオペレーションセンター(ICT-24SOC)が、常時監視するタニウムの管理プラットフォームとIoTセキュリティゲートウェイによって、お客様のIT機器・IoT機器を24時間365日見守ります。
各種セキュリティ監視業務で培った最先端かつ高度な技術を持つエンジニア集団が、豊富なノウハウを活かしてシステムを守ります。インシデント発生時には検出されたセキュリティアラートの分析に基づき最善の対策をアドバイスします。

サービス提供イメージ

主な特長

サービスメニューとして、普段からサイバー攻撃に対する予防としてIT機器・IoT機器の見える化により問題がないかを確認します。重大なインシデントの可能性がある場合には、より詳細な分析やインシデント対応支援の提供が可能です。

IT・IoT資産のリアルタイムな見える化・制御

必要なタイミングで数千台規模の大規模環境のIT機器・IoT機器の調査を短時間で実行します。未許可のIoT機器を自動的に検知し、内部犯行等のリスクを低減できます。

予防によるセキュリティリスク低減

サイバー攻撃に対する予防としてIT機器・IoT機器のパッチやセキュリティ設定で問題がないかを確認します。予防することで、セキュリティ攻撃によるインシデント対応に掛かる被害額の低減が図れます。

IoT機器のインシデント対応

IT機器に加えBACnetプロトコルなどIoT用のプロトコルを使用した重要機器への攻撃も検知します。NTT-ATの専門家が検知内容に応じて必要な対策案を提示します。

情報資産であるIT機器・IoT機器のリアルタイムでの見える化と予防によるセキュリティリスク低減や、インシデント対応を支援するサービス「IT・IoTセキュリティまとめて見守りサービス」に注目です!

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