製造業向けテクニカルサポート業務をDXする「Knowledge Share」リリースへ!

こんにちは!IoT研究所の見習い研究員Chisatoです。
本日のtopicsは、ベルズシステム株式会社がリリースした、AI技術を活用し、製造業のDXを推進する「Knowledge Share」をご紹介します。

自然言語理解AI技術を用いたシステム開発を行う、ベルズシステム株式会社は、2021年7月15日(木)に、アシスタントAI「Roanna」の拡張機能となる「Knowledge Share」を製造業のテクニカルサポート業務を対象に提供開始しました。製造業においては特に必要となる製品情報についての問い合わせを自動対応、問い合わせ対応業務のサポートにAI技術を活用し、製造業のDXを推進します。

製造業におけるテクニカルサポート業務の課題

製造業のテクニカルサポートの特徴として、
1.問い合わせの内容が多岐に渡る
2.製品ごとににQ&Aがある
3.専門用語が非常に多い 
というものがあります。
これらに対応するために企業側はこれまでサポート要員の採用、教育、環境整備に非常に多くのコストと時間をかけてきました。また、内容が複雑なために、自動化や効率化が進みづらい領域でした。「Knowledge Share」はこの領域でテクノロジーの力を駆使し、DXを推進していきます。

「Knowledge Share」特長

「Knowledge Share」とは製造業のテクニカルサポート業務を支援するAIシステムです。自然言語での質問に対してAIが自動回答します。多数企業への導入実績を持つ、ベルズシステム独自の自然言語理解AI技術「NSU」をベースに開発されました。自然言語は、人が普段使う話し言葉を指します。

特長1 「製品情報の社内共有をもっと便利に」

テクニカルサポート業務の重要な要素として「製品理解」があります。理解を進めていく中で必要なのが「製品情報の共有」になります。「Knowledge Share」へ製品情報を登録することによって、自然と製品情報が社内にて共有されていく仕組みになっています。

特長2 「言い回し登録不要」

自然言語特有の言い回し登録を必要としない仕組みになっています。「引っ越し」「引越し」「引越」などの表記揺れや、「〇〇はどうしたらいいですか?」「〇〇について教えてください」などの違いも登録するする必要はありません。

特長3 「シナリオレス」

業務上大きな負荷となるシナリオ設計が必要なく、Q&A形式のエクセルデータをそのまま登録することで運用することが可能です。これまで蓄積してきた既存のデータを最大限に活用することが可能です。

使用画面について

アシスタントAIに質問をすることで、すぐに情報にアクセスすることが出来ます。また、質問はカテゴリー別に仕分けも可能です。辞書のように必要な情報を格納することが出来ます。

 
「アシスタントAI」×「製造業DX」でDXを推進する、製造業向けテクニカルサポート業務をDXする「Knowledge Share」に注目です!

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